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VRを活用した講義に医学科2年生が臨みました2022/11/29 【お知らせ】


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放射線医学講座の鹿戸教授指導のもと医学科2年の学生がVR講義を初体験


 令和4年11月17日(木)、医学科2年の講義「局所解剖・画像診断特論」で初めてVRを導入しました。
 臓器の位置関係は、解剖学の実習で学ぶことができますが、教材は教科書、X線写真、CT画像といった2次元のコンテンツが大部分を占めています。そこで、実際のCT画像を基にVR化した画像で体内構造を立体的にあらゆる角度から捉えてもらおうと病理診断学講座の二口充教授が中心となって3D画像を製作。学生には各自のスマートフォンに予め専用のアプリケーションをダウンロードして授業に臨んでもらいました。
 この日は、放射線医学講座の鹿戸将史教授の指導のもと、医学科2年生が、スマートフォンを組み込んだゴーグルを通して、臓器や病変部、血管や神経の走行などの3D画像に見入っていました。
 受講した野地秀斗さんは、「色々な角度から見ることができるので他の臓器に隠れている臓器も見ることができ、全体像の理解が深まった。将来患者さんにわかりやすく説明できるように、このような最新技術には今の段階で慣れておきたい」と話していました。
 今後も、医学部独自のコンテンツをより一層充実させてVR講義を行う予定です。

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ゴーグルの組み立て
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ゴーグルにスマートフォンを挿入
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スマートフォンを操作しながら画像をチェック
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3D画像に見入る学生たち
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医学部オリジナル画像で解説する鹿戸教授
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医学科2年生が受講