お知らせ

臨床実習生(医学)証授与式を挙行しました2024/10/22 【お知らせ】


臨床実習生(医学)認定された医学科4年生

 10月15日(火)、臨床実習生(医学)証授与式を開催し、今月から臨床実習を始める医学科4年生105名が臨みました。
 令和4年度までは「スチューデントドクター」として、全国の医学部共通の知識・技能試験に合格した学生が指導医の下、診療参加型臨床実習を行い、山形大学医学部が平成21年1月に全国に先駆けて導入しました。本制度は、医学教育のモデルケースとして認められ、平成27年度からは全国80の国公私立医学系大学で構成される全国医学部長病院長会議において、全国の医学部共通の制度として採用されました。 令和5年度からは、医師法の一部改正により、医学生は臨床実習開始前の能力評価を「公的な」試験として実施することが決定され、医学生の公的試験の試験実施機関として医療系大学間共用試験実施評価機構が指定されております。
 授与式では、代表者へ臨床実習生(医学)証が授与され、永瀬智医学部長、土谷順彦病院長及び鈴木ひとみ看護部長から認定証授与に対するお祝いと実習に向けた激励の言葉がありました。永瀬学部長からは、「これまで知識としての医学を学んできたが、臨床実習においては、知識と言葉を結び付けて医学知識を患者さんにわかりやすく伝える・説明する、他職種のスタッフとやり取りをするというようなコミュニケーション能力が大切となってくる。また、実習は指導する医師や医療スタッフ、そして何より患者さんのご協力のもとに成り立っているということを忘れずに、感謝の気持ちをもって実習に臨んでいただきたい」とエールが送られました。

 臨床実習生(医学)の学生は、本院の各診療科の他、県内の関連病院で再来年の7月まで実習を行います。
 本学部附属病院では、このように法的に裏付けされた学生が臨床実習を行っております。未来の医師を育てるためには、学生自身の努力や指導医師をはじめとする病院スタッフの指導等だけではなく、患者様からのご協力も不可欠となります。
 制度にご理解いただき、本院をはじめ実習学生がいる病院を受診された際には、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

‣ 臨床実習へのご理解ご協力について
【あいさつ】永瀬智医学部長
【あいさつ】土谷順彦病院長
【あいさつ】鈴木ひとみ看護部長
臨床実習生(医学)証授与の様子
引き続き成績優秀者表彰も行われました。
(右から)最優秀賞:有海 瑛彦さん、優秀賞:竹之内 泉璃さん、中村 鴻平さん、齋藤 明希人さん、渡辺 尚暉さん