お知らせ

　山形大学医学部では、８月２６日（月）、令和６年度スチューデントナース認定証授与式を開催し、９月２日からの実習に臨む看護学科３年生（５５名）にスチューデントナースの称号を授与しました。
　スチューデントナース制度は、２０１０年度に本学部看護学科において全国に先駆けて創設したもので、看護師を目指す看護学生としての一定レベルの知識、実技能力を検定し、合格した学生に「スチューデントナース」の称号を与える制度です。スチューデントナースに認定された学生は、本院の診療科の他、市内の病院や施設などで１２月まで実習を行います。
　授与式では、代表者へスチューデントナース認定証が授与され、永瀬智医学部長、布施淳子看護学科長、土谷順彦病院長及び鈴木ひとみ看護部長から認定証授与に対するお祝いと実習に向けた激励の言葉がありました。永瀬学部長からは、「実際の臨床の現場では、患者さん一人ひとりに違った背景が存在する。自分の知識を当てはめるのではなく、また、疾患ではなく、患者さんをみるという姿勢で実習に臨んでいただきたい。」とエールが送られました。
　引き続き、成績優秀者表彰式も行われ、これから始まる実習に向けて、学生の真剣な姿勢や眼差しがひしひしと伝わってくる時間となりました。看護学科の学生のみなさんにとって実りある実習となることを心から祈っています。