上山市で出前講座「すこやか教室」を開催2023/07/28 【お知らせ】
7月20日(木)、山形大学医学部出前講座「すこやか教室」が、上山市中部公民館を会場に開かれ、耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座講師の鈴木祐輔医師が「花粉症アレルギーについて」をテーマに講演しました。
鈴木医師は、花粉症とアレルギーとはそれぞれどういったものか、成長によりアレルギーの進行、近年はアレルギーの増加傾向について紹介しました。
アレルギー性鼻炎や花粉症の有無を参加者に問いかける場面では、半分以上の参加者に挙手いただき、「国民病」とも言われる花粉症の現状について、参加者も身近に感じることができました。
「花粉症の治療について、まずは医師とのコミュニケーションをとることが大切であり、なるべく花粉やアレルギーの原因物質に接触しない・吸わない対策が必要」だと強調しました。その予防についても、花粉の飛散状況についてニュースを日々チェックすること、本院耳鼻科のHPでもお知らせしていること、マスクの効果等についても解説しました。また、最新の治療方法や手術、研究結果についても、解説しました。
講演後の質問時間には、参加者から自身のアレルギー症状や今後の発症に関しての質問が多く寄せられ、参加者の関心の高さが窺えました。
◆すこやか教室とは・・・
「山形県コホート研究」の成果の還元と県民の健康増進を図る目的で2007年にスタートした山形大学医学部の出前講座です。研究に協力している自治体(山形市、酒田市、寒河江市、東根市、天童市、上山市、米沢市、高畠町、舟形町)からテーマを募り、山形大学医学部の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士が講演や実技指導を行っています。
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