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上山市で出前講座「すこやか教室」を開催 糖尿病予防、重症化予防のために大切なこと2023/07/03 【お知らせ】


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講師を務めた 諏佐 真治 医師

 6月8日(木)、上山市役所大会議室において、山形大学医学部出前講座「すこやか教室」が開催されました。
 今回は「糖尿病ってこんな病気! 基本から最新情報まで教えます」をテーマに、内科学第三講座(糖尿病内科・代謝内分泌分野)准教授の諏佐真治医師が講師を務め、約35人の市民の方に参加いただきました。
 諏佐医師は、糖尿病とは・その対策予防・対応について解説しました。特に食事療法・運動療法には中庸の徳(過不足無く、適度にバランスよく行動できること)が必要である、と強調しました。参加者からも、自身の健康を踏まえた積極的な質問が寄せられました。
 諏佐医師は、「糖尿病予防に関して理解を深めていただき、皆様の健康増進につながる機会となればうれしい」と振り返りました。参加した市民からは、何を注意すればいいのか具体的に説明していただく良い機会となった、との感想がありました。
 山形大学医学部は、個別化医療の確立に必要とされる様々なデータを有する世界屈指の分子疫学研究「山形県コホート研究」を展開しています。本研究に対する地域住民の長年の協力に感謝し、地元住民の健康増進を図る目的で、医学部の専門医や認定看護師が地域に出向き、出前講座を開催しています。

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講演の様子
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参加者との質疑応答も積極的にありました