上山市で出前講座「すこやか教室」を開催2023/05/15 【お知らせ】
今年度初回の山形大学医学部出前講座「すこやか教室」が、5月8日(月)、上山市役所大会議室で開かれ、内科学第三講座(神経学分野)教授の太田康之医師が「認知症の正しい理解と生活習慣病との意外な関係」をテーマに講演しました。
太田医師は、認知症と加齢による認知機能低下の違いについて丁寧に解説し、具体例や診療の際に重視している事項も紹介しながら解説しました。具体例においては、特に診療の際の事例も紹介され、参加した上山市民は興味深く聞き入っていました。
教室後半では認知症の予防、備えについて紹介され、「一次予防として発症を遅らせる・発症のリスクを減らすこと、二次予防として早期発見・早期対応すること、三次予防として診断を受け重症化を予防すること、の三次予防まであること、認知症は発症したら終わりではなく、そのあとも予防することを理解していただきたい」と強調し、解説しました。
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