お知らせ

　「すこやか教室」が、2月9日（木）、東根市さくらんぼタントクルセンターで開かれました。
内科学第三講座（糖尿病・内分泌代謝学分野）准教授の諏佐真治医師と栄養管理部（栄養管理士）の渡辺真理さんが「ヘルシー講座（糖尿病予防教室）」をテーマに講演しました。
　諏佐医師は糖尿病について、予防法等を交えながら詳しく分かりやすく解説しました。近年は糖尿病患者が増加傾向にあるという結果を話し、その多くは食生活の変化や運動不足からくるものであると話しました。食生活の面ではタンパク質を摂ることで筋肉の衰えが少なくなり、インスリンの効きも良くなるということで皆さんタンパク質はしっかり摂るようにしましょうと呼びかけました。また、食事と同様に運動をすることでもインスリンの効きが良くなると解説しました。運動をすることによって体力向上であったりストレスをなくすことにも良いと話しました。
　渡辺さんは食生活について、実際先生が作られた写真等を加え、バランスの良い食事の摂り方や楽しく減塩する方法等を解説しました。糖尿病の予防と悪化を防ぐポイントは、3食バランスよく食べること、おやつの砂糖の摂りすぎには注意し、塩分を控えて高血圧と動脈硬化を予防しましょうと話しました。食事に対する意識を変えることで未来のためにもなるので、今できることから始めてみましょうと皆さんに呼びかけていました。