上山市で「すこやか教室」糖尿病ってこんな病気!2022/12/13 【お知らせ】
今年度10回目となる山形大学医学部の出前講座「すこやか教室」が、12月9日(金)、上山市東地区公民館で開かれました。
山形大学医学部附属病院看護部の工藤真実副看護師長(糖尿病看護認定看護師)が「糖尿病ってこんな病気!基本から最新情報まで教えます」と題して講演し、70~80代の上山市民約20名が糖尿病に関する理解を深めました。
工藤看護師は、糖尿病の症状や合併症について、実際に糖尿病患者を看護している経験を交えながら詳しく解説しました。食事療法については「我慢」や「制限」というイメージが先行しがちですが、「食べ方を工夫していただければ、普通に食べていただいて大丈夫です」と話し、食前にコップ一杯の水を飲むことや野菜からゆっくりとよく噛んで食事を楽しむことなど、血糖値の急上昇を抑えるポイントを紹介しました。また、1日30分の運動が血糖のコントロールに効果的だとして、家事の時間を増やす、お店の出入り口から少し離れた場所に駐車して出来るだけ歩くといったちょっとした運動でも継続することが大切だと話しました。
◆すこやか教室とは・・・
「山形県コホート研究」の成果の還元と県民の健康増進を図る目的で2007年にスタートした山形大学医学部の出前講座です。研究に協力している自治体(山形市、酒田市、寒河江市、東根市、天童市、上山市、米沢市、高畠町、舟形町)からテーマを募り、山形大学医学部の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士が講演や実技指導を行っています。
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