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上山市で「すこやか教室」脳卒中予防のためにできること2022/11/28 【お知らせ】


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講師を務めた救急看護認定看護師の大倉みさきさん


 今年度7回目となる山形大学医学部の出前講座「すこやか教室」が、11月16日(水)、上山市の三友エンジニア体育文化センター1階エコーホールで開かれました。
 山形大学医学部附属病院看護部 救急看護認定看護師の大倉みさきさんが「いつ起こるかわからない!脳卒中予防のためにできること」と題して講演し、約50名の上山市南部地区公民館高齢者教室学級生が脳卒中への理解を深めました。
 大倉看護師は、脳卒中には「血管が詰まる」脳梗塞と、「出血する」脳内出血やくも膜下出血があるとし、いずれの場合も①血圧のコントロール、②食生活の改善、③運動習慣、④社会的つながりが予防のポイントとなると話しました。また、特に脳梗塞の場合は発症から4時間半以内に限って行える治療があるなど、早期の受診が治療のカギとなるため、脳卒中が疑われる場合(顔の片側が下がる、目を閉じて前ならえをした際に腕の片方が下がってくる、言葉がうまく話せない)はすぐに119番通報し、発症時刻を伝えてほしいと呼びかけました。

◆すこやか教室とは・・・
「山形県コホート研究」の成果の還元と県民の健康増進を図る目的で2007年にスタートした山形大学医学部の出前講座です。研究に協力している自治体(山形市、酒田市、寒河江市、東根市、天童市、上山市、米沢市、高畠町、舟形町)からテーマを募り、山形大学医学部の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士が講演や実技指導を行っています。

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【学級長あいさつ】高齢者教室学級長
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【公民館長あいさつ】上山市南部地区公民館長
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【司会】上山市南部地区公民館事務長
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【講演】山形大学医学部附属病院救急看護認定看護師 大倉みさき
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質疑応答の様子
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【お礼の言葉】高齢者教室学級生代表
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三友エンジニア体育文化センターには、上山市南部地区公民館高齢者教室学級生約50名が集まりました