お知らせ

高畠町で「たかはた げんきな脳と歩行プロジェクト講演会」認知機能と歩行機能の関係について2022/11/14 【お知らせ】


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講師を務めた太田教授


 11月6日(日)、「たかはた げんきな脳と歩行プロジェクト講演会」が、高畠町文化ホール「まほら」で開かれ、高畠町民136人が参加しました。講演会は、第三内科神経学分野が高畠町民を対象に行っている臨床研究の成果を、高畠町に還元する目的で開かれました。
 はじめに、高梨忠博町長が挨拶し、続いて、山形大学医学部第三内科神経学分野の太田康之教授が「認知機能とフレイル、歩行機能の関係」をテーマに講演しました。
 太田教授は、高齢化で増加している認知症は、認知機能低下により日常生活に持続的に支障があることで診断し、その原因としてアルツハイマー型認知症が多いこと、フレイルは高齢による身体機能低下の状態であり、研究結果からフレイルに関わる歩行機能低下が認知機能低下に関係することを話しました。また認知症予防のため、散歩での運動、生活習慣病の治療、食事と生活習慣の見直しが望ましく、認知症を疑ったら早期に病院にかかることを説明しました。

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高畠町民136人が参加
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認知機能とフレイル、歩行機能の関係につき講演
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高齢化率の増加による認知症増加を説明
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高畠町での臨床研究につき説明