お知らせ

高畠町で「すこやか教室」こどもの睡眠と成長の関係について2022/10/03 【お知らせ】


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講師を務めた村中あかり病院助教


 今年度6回目となる山形大学医学部の出前講座「すこやか教室」が、9月28日(水)、社会福祉法人高畠仏教昭和会なかよしこども園(高畠町亀岡)で開かれ、高畠町、南陽市、米沢市から計14名の保育士が参加しました。
 山形大学医学部附属病院小児科病院助教の村中あかり医師が「こどもの睡眠と成長の関係」をテーマに講演しました。村中医師は、日本のこども達の睡眠時間が世界的に見て短いと指摘。成長期に良質な睡眠を十分とることで成長ホルモンの分泌が促され、発育に良い影響があるとし、午睡(昼寝)は夜の寝つきを考慮し15時頃までには起こすといったポイントを紹介しました。また乳幼児突然死症候群(SIDS)発症のリスクを減らすため、仰向けで寝かせる、妊娠中から乳幼児の周囲で喫煙をしない、頭が覆われないように寝ている児の周囲に柔らかい寝具やおもちゃを置かないなどの点に留意していただきたいと話しました。

◆すこやか教室とは・・・
「山形県コホート研究」の成果の還元と県民の健康増進を図る目的で2007年にスタートした山形大学医学部の出前講座です。研究に協力している自治体(山形市、酒田市、寒河江市、東根市、天童市、上山市、米沢市、高畠町、舟形町)からテーマを募り、山形大学医学部の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士が講演や実技指導を行っています。


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保育士14名が参加(なかよしこども園)

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保育士を対象としたすこやか教室は初開催

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質疑応答の様子(5歳児担当の先生から)

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0歳児担当の先生から「指しゃぶり」に関するご質問