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山形市で「すこやか教室」 「腰痛・膝痛予防」~痛みのない生活を目指して~2022/09/22 【お知らせ】


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太ももの前側のストレッチを解説する石川副療法士長


 今年度5回目となる山形大学医学部の出前講座「すこやか教室」が、9月15日(木)、山形市蔵王半郷の蔵王コミュニティセンターで開かれ、市民約40名が参加しました。
 この日は「腰痛・膝痛予防~痛みのない生活を目指して~」と題して、山形大学医学部附属病院リハビリテーション部の石川雅樹副療法士長と浦山樹理学療法士がそれぞれ腰痛・膝痛のメカニズムなどについて講演したほか、腰痛・膝痛の予防につながるストレッチ・筋力トレーニング方法を実演付きで紹介しました。腰痛について解説した石川副療法士長は「ストレッチの際には、息を止めずに、どこを伸ばしているか意識して」などとポイントを伝えながら、股関節や体幹、太ももなど様々な部位のストレッチを紹介しました。浦山療法士は膝痛予防のトレーニングについて「太もも、お尻、ふくらはぎといった下半身の大きな筋肉を鍛えるのがポイント」と話し、ハーフスクワットやかかと上げ運動など数多くの筋力トレーニングやストレッチを紹介しました。石川副療法士長は「痛みを起こしたという結果だけではなく、自分の痛みの原因を知ったうえで、環境やストレスを含めた原因に対処することが必要。その上でストレッチやインナーマッスルのトレーニング等を継続して腰膝の負担を減らすことで痛みの軽減につながる」と話していました。

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講師を務めた石川副療法士長
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膝痛について解説する浦山理学療法士
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腰痛予防に「これだけ体操」を紹介
息を吐きながら、3秒間(1~2回)骨盤を押すだけ
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肩甲骨の運動
腕を前に押し出して3秒→胸を張り肩を後ろに寄せて3秒
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質疑応答の様子
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市民約40名が参加(蔵王コミュニティセンター)