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正しく怖がろう!感染症 「県民健康講座」で新型コロナウイルス感染症について説明2022/05/16 【お知らせ】


 今年度初回となる県民健康講座(主催:山形新聞、山形放送、山形大学医学部、県医師会、県看護協会)が5月12日(木)、山形市の県生涯学習センター遊学館で開かれ、市民ら約100人が参加し、疾病や予防について知識を深めました。
 はじめに山形大学医学部附属病院検査部・感染制御部の森兼啓太部長が「新型コロナウイルス感染症:これまでと、これから」と題して講演し、新型コロナウイルスが感染する仕組みや主な感染対策、感染者数の推移などについて解説しました。森兼部長は、ウイズコロナ社会に向けて、社会全体である程度の感染者発生を受け入れることが必要だとしたうえで「ワクチンを接種できる大人はワクチン接種のメリットが大きい。ぜひ4回目の接種を検討していただきたい」と述べました。また、感染症の感染経路やリスクを理解し、必要な対策を継続することが大切だと話しました。
 次いで本町矢吹クリニックの金谷透院長が「心臓病の四方山話」の演題で講演し、「山形県民は塩分摂取量が多く、高血圧の人が多い。狭心症や心筋梗塞のような病気は、糖尿病や高血圧の人がなりやすいため、塩分や脂質を摂取しすぎないように注意していただきたい」と訴えました。


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【主催者挨拶】上野義之医学部長
 

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【講座】「新型コロナウイルス感染症:これまでと、これから」
山形大学医学部附属病院検査部・感染制御部 森兼啓太部長

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講演する森兼部長

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質疑応答の様子