お知らせ

通算100回目の出前講座「すこやか教室」を開催
生活習慣病予防の3箇条とは2022/07/26 【お知らせ】


 7月21日、山形大学医学部の出前講座「すこやか教室」が節目となる100回目を迎えました。この講座は地域住民の長きにわたる「山形県コホート研究」への協力に感謝し、研究成果の還元と県民の健康増進を図る目的で2007年にスタートしたもので、研究に協力している自治体からテーマを募り、これまでに附属病院の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士が講演や実技指導を行ってきました。
 この日、上山市保健センターで開かれたすこやか教室には市民約40名が参加。ゲノムコホート研究部長として長年医学部のコホート研究を牽引してきた公衆衛生学・衛生学講座の今田恒夫教授が講師を務め「これだけは覚えておこう!生活習慣病予防の三箇条」をテーマに講演しました。今田教授は、研究で得られたデータを基に病気になりやすい生活習慣を詳しく説明したうえで、生活習慣病予防の3箇条について「1)いろいろ食べて、2)食べた分は動いて、3)みんなと笑ってこころも健康に」と話し、運動や食事療法に関する具体的な生活習慣病の予防法を紹介していました。また、今回の参加者が60代以上ということで「子や孫にも自分の食習慣が基準として受け継がれるということを意識して、家族みんなで減塩等を心がけましょう」と呼びかけていました。

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自己紹介をする今田教授

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上山市民約40名が参加

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講師を務めた今田教授

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会場の様子(上山市保健センター)