【プレスリリース】リハビリテーション医療開始の遅延は、脊椎圧迫骨折で入院した患者の退院時のADL能力低下に影響する2021/12/13 【研究成果】
研究成果について、プレスリリースしました。
【本件のポイント】
〇山形県内の急性期病院計29施設のDiagnosis Procedure Combination (DPC)データを用いた分析で、脊椎圧迫骨折で入院した患者の入院日からリハビリテーション医療開始までの日数が1日遅くなるごとに、退院時の日常生活活動動作(activities of daily living; ADL)能力が約3ポイント低下する。
〇同様に、入院日からリハビリテーション医療開始までの日数が1日遅くなるごとに、ADL能力の改善(退院時ADL能力と入院時ADL能力の差)も約3ポイント低くなる。
〇金曜日もしくは土曜日に入院した患者ほど、リハビリテーション医療の開始が遅延していた。