糖尿病・内分泌代謝学分野

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当分野では、1979年から舟形町住民検診を継続し、地域住民のコホート研究を基盤に、糖尿病発症とその健康障害の病態について研究を進めてまいりました。この研究は21世紀COEプログラム・グローバルCOEプログラムを通じ、高息町住民検診や山形コホート研究とともに分子疫学研究として発展し、遣伝統計学、分子生物学、生化学などの種々の学問と結びつき、糖尿病の発症機序や原因の究明に寄与してきました。しかしながら、2型糖尿病の発症に、複数の遺伝子が関与することが知られているにも関わらず、GWASからなるSNP解析のみでは、個々の症例毎に、どのような遺伝要因が関与しているかを、完全に証明することはできませんでした。これらの問題を解決すべく、今後もこれらの研究をより発展させて参ります。