感染症学講座

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インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3つがありますが、当教室はC型を専門とする世界で唯一の研究室で、30年に渡ってC型インフルエンザの研究成果を世界に情報発信してきました。C型インフルエンザウイルスの増殖様式を分子生物学的に解明していくと共に、分子疫学的解析によりC型インフルエンザをはじめとして感染症の流行のメカニズムを明らかにすることを研究目標にしています。最近C型インフルエンザウイルスの遺伝子cDNAから感染性C型インフルエンザウイルスを作製する新規の手法reverse geneticsを確立し、研究を発展させています。 教育は、2年生の生体防御学科目を担当し、ウイルス学、細菌学、寄生虫学、真菌学の講義ならびに実習を行っています。また3年生の感染症コースでは感染症の病態を講義します。大学院教育では、大学院生をマンツーマンで研究指導し、更にウイルス学の英文専門害の輪読会や論文抄読会を行い研究者を育てています。