眼科学講座

眼科学講座では、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、腫瘍、斜視・弱視、角・結膜疾患など、あらゆる眼科疾患診療の山形県内の最終医療機関として世界レベルの診療を提供しています。年間の手術件数は約1000件以上です。特に、難治性の増殖糖尿病網膜症や網膜剥離などの網膜硝子体疾患、眼科領域の腫瘍の治療では日本でも有数のレベルです。難治性網膜硝子体疾息の最先端の3次元検査、難治性糖尿病網膜症や加齢黄斑変性に対するステロイドや、抗VEGF薬などを使用した集学的治療、小切開硝子体手術、緑内障の選択的線維柱帯形成術(SLT)、結膜扁平上皮癌に対するマイトマイシンC点眼療法、角・結膜疾患に対するオクラーサーフェス再建など先端医療を積極的に導入しています。 また、将来の新しい眼科治療法の開発、眼疾患の分子病態研究、分子細胞生物学的研究や、山形大学医学部全体で取り組んでいる分子疫学研究への参加、国内外共同研究などを行い、成果を一流学術雑誌に発表しています。