放射線医学(放射線診断学・放射線腫瘍学分野)講座

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放射線医学講座では、主に放射線を用いた画像診断と放射線治療を担当しています。 放射線診断学分野の仕事の一つは、CTやMRI、血管撮影、核医学、PET検在など最新の画像診断技術を用いて、病気を迅速かつ正しく診断することです。二つ目は、IVRといって、画像診断技術を応用して、救急の現場での止血や悪性腫瘍の治療を行うことです。先端医療機器を用い、画像を見ながら体に針をさしたり管を挿入したりして、詰まった血管を拡げたり、出血している血管や腫瘍を栄養する血管を詰めたりする治療を行います。 放射線腫瘍学分野では、がんの放射線治療を行なっています。放射線治療は、最近''切らずに治す''がんの治療法として急速に進歩してきました。実際の治療は数分で終わり、痛い、熱いなどを全く感じない、体に優しい治療ながら、多くの臓器で手術と同等の治癒率が得られるようになっています。2021年2月から稼働した重粒子線治療装置も放射線治療の一種で、私どもの分野が惟界最高のがん医療を担う予定です。